【裏ワザあり】両家顔合わせ交通費の負担問題【元プランナー徹底解説】
両家顔合わせの交通費について悩むプレ花嫁「両家顔合わせをお店でする場合、交通費は負担した方が良いのかな…?遠方から来てもらう場合は、交通費と宿泊代は負担するべきなの?交通費や宿泊代を安くする方法は何かないかな?」
こういった疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
・両家顔合わせのパターンごとに交通費負担の必要性について解説します
・遠方から来てくれた場合の交通費を支払う方法【2つあります】
・交通費や宿泊代を安く予約するテクニック【普段の旅行にも使える裏ワザ】
この記事を書いている私は大手ブライダル会社の運営するホテルブライダルの事業所で7年ほど働いていました。
社内で初めて宿泊部(主にWEB販売担当)とブライダル部(プランナー)の兼務をしていたので、宿泊と結婚に関する知識が豊富にあります。
いまは絶賛プレ花嫁中なので、元の知識に加えて更に情報を徹底的に収集をして両家顔合わせを大成功させました。
コロナになり、なかなか思うようにいかないこともあると思いますが、
同じプレ花嫁ちゃんの力に何かなれば良いなと思い、解説していきます。
1.両家顔合わせのパターンごとに交通費負担の必要性について解説します
両家顔合わせの場所を選ぶ時は下記の3パターンがあります。
・パターン①両家の中間地点で行う場合(※電車や車を利用)
・パターン②ふたり(新郎新婦)の近くで行い、両家の両親に来てもらう場合(※新幹線や飛行機を利用)
・パターン③どちらかの両家の近くで行い、片方の両親が訪ねる場合
1つずつ解説していきます。
パターン①両家の中間地点で行う場合(※電車や車を利用)
両家顔合わせの場所が両家の中間地点で行う場合、ご両親の交通手段は電車や車が多いですよね。
✔︎結論、その場合は負担せず各自払いにする人が多いです。
理由は下記、2つのケースと同じ考え方をするからです。
・普段のおでかけと同じで、数百円〜数千円の交通費は各自負担のような感覚
・家族や友人の結婚式に参列する時に電車賃やガソリン代は各自負担で参列するのと同じ感覚
普段の生活でも移動するのと同じくらいの距離感に会場があるようであれば、
交通費を負担しないことに違和感を感じる両親はほとんどいないと思いますので心配しなくても大丈夫です。
※0円でタクシーを手配&決済してあげるという手段も
もし、駅から会場まで少し歩く場合・おみ足の悪い方がいる場合は最寄り駅からタクシーを手配してあげて、タクシー料金だけ負担してあげると両親に親切です。
タクシーアプリGOは、アプリのダウンロードで全員500円クーポンが貰えるだけでなく、乗るたびに総額5,000円分のクーポンが貰えるのでこれを使って両親のタクシー手配をしてあげるのもありですね。
当日使いたくなった時に使えるようにとりあえずインストールしておいた方がいいです。
»タクシーアプリGOをインストールして500円券をもらう
※App Storeに飛びます
パターン②ふたり(新郎新婦)の近くで行い、両家の両親に来てもらう場合(※新幹線や飛行機を利用)
ふたり(新郎新婦)が大学や就職で上京などをしていた場合、実家が遠いこともありますよね。
両家のご両親にふたり(新郎新婦)の住んでいる都道府県まで来てもらって顔合わせをすることになると思います。
その場合は、飛行機や新幹線代と場合によっては宿泊が必要になります。
✔︎結論、その場合は一部の負担・または全額負担にする人が多いです。
両親が遠方からくる場合の交通費負担パターンは下記3つです。
・その①:顔合わせの食事代、交通費(飛行機/新幹線)、宿泊費の全てをふたり(新郎新婦)が負担する
・その②:顔合わせの食事代と宿泊代はふたり(新郎新婦)が負担し、交通費(飛行機/新幹線)は各自負担にする
・その③:顔合わせの食事代はふたり(新郎新婦)が負担し、交通費(飛行機/新幹線)、宿泊費は各自負担にする
どのパターンでも問題ないので、ふたり(新郎新婦)の気持ち次第ですが、
事前に両親へ「この分はふたり(新郎新婦)で出すから心配しないでね」と伝えておいた方がスムーズです。
パターン③どちらかの両家の近くで行い、片方の両親が訪ねる場合
結納の場合やご両親のご都合などによっては、片方の両親が訪ねることもあると思います。
その場合、片方の両親にのみ交通費や宿泊費が必要になります。
✔︎結論、その場合はふたり(新郎新婦)もしくは来てもらう側の両親が負担をする人が多いです。
・その①:顔合わせの食事代、交通費(飛行機/新幹線)、宿泊費の全てをふたり(新郎新婦)が負担する
・その②:顔合わせの食事代は来てもらう側の両親が負担、交通費(飛行機/新幹線)、宿泊費をふたり(新郎新婦)が負担する
基本的には訪ねる側の両親に移動などの負担が大きくかかるので、
その分を費用面などで軽減し、両家の負担が平等になるようにバランスを取った方が揉めません。
どのパターンに決めても、両家の両親とコミュニケーションを取って双方の同意を得た上で決めるようにしましょう。
1.遠方から来てくれた場合の交通費を支払う方法【2つあります】
もし、ふたり(新郎新婦)で交通費や宿泊代を負担してあげようと決めた場合、
支払う方法は下記の2パターンがあります。
・その①:お車代として、ポチ袋に現金を入れて渡す
・その②:交通費(飛行機/新幹線)や宿泊の予約を代わりに取り、ネット決済をしておく
✔︎結論、「その②:交通費(飛行機/新幹線)や宿泊の予約を代わりに取り、ネット決済をしておく」の方がおすすめです。
順番に詳しく解説していきます。
その①:お車代として、ポチ袋に現金を入れて渡す
ここ数年、結婚式でも可愛くておしゃれなお車代のポチ袋を準備するのが流行っています。
両家顔合わせでも交通費等を現金で負担する場合は、ポチ袋に「御車代」と記載して現金を入れて渡すのが良いです。
✔︎注意すべきポイント
御車代を入れる袋は、豪華すぎるものや大きな袋に入れるのは控えましょう。
理由としては、大きすぎると貰う相手が恐縮してしまうこと・袋と金額は比例するマナーがあるからです。
結婚式でお祝い金を入れるご祝儀袋にも大きさや豪華さで、相応の中に入れる金額のマナーがあるのと同じです。
御車代のポチ袋は100円均一でも販売していますし、楽天/Amazonでも豊富なデザインのポチ袋が購入できます。
その②:交通費(飛行機/新幹線)や宿泊の予約を代わりに取り、ネット決済をしておく
両家顔合わせの交通費をふたり(新郎新婦)で負担する場合、現金を両親に渡すよりも
交通費(飛行機/新幹線)や宿泊予約を代わりにしてあげてネット決済まで済ませてあげる方がおすすめです。
理由は2つあります。
・理由①:現金だと生々しくて両親が受け取りづらい
・理由②:親世代だとまだ交通手段や宿泊手配のネット予約が苦手な人も多い
✔︎理由①:現金だと生々しくて両親が受け取りづらい
親にとって子どもはいつまで経っても子どもです。
現金だと流石に申し訳ないという気持ちや、親のプライドで断る可能性も高いです。
自分が結婚お祝いで仲良い友達から現金を渡されるのとプレゼントを渡されるのだと
プレゼント(モノ)で渡された方が気持ち良くもっと気軽な感じで受け取れませんか?
両親が現金で受け取る時も似たような心情になることが予想されます。
本当は一番助かるのは現金なのは間違いないのですが(笑)、
やはり生々しいとなんとなく気軽には受け取りづらいですよね。
✔︎理由②:親世代だとまだ交通手段や宿泊手配のネット予約が苦手な人も多い
親がスマートフォンを持ったのはいつでしょうか?
私の両親は、まだそんなに年老いていないと思いますがそれでもやっぱりインターネットに対する知識はイマイチです。
今はネットサービスが発達していて、お得に交通チケットや宿泊予約をできるサイトがたくさんあります。
お得に予約して、尚且つ予約時に決済まで済ませてあげれば、あとはご両親は準備してくるだけ。
一番親にとっても楽で、尚且つチケットと宿泊というものでのプレゼント(費用負担)になるのでご両親も受け取りやすいのでおすすめです。
3.交通費や宿泊代を安く予約するテクニック【普段の旅行にも使える裏ワザ】
最後に交通費や宿泊代を安く予約するテクニックをご紹介します。
✔︎結論、宿泊施設の公式HPとじゃらんnet・楽天トラベルを比較して予約する。
もしかしたら、どれも「宿泊場所の予約をするサイト」というイメージがあるかもしれませんが、
交通+宿泊をセットで一緒に予約することもできます。※公式HPは宿泊施設によります
安い理由も併せて順番に解説しますね。
宿泊施設の公式HPが一番安い可能性が高い
理由は宿泊施設側として直接HPから予約してもらった方が利益率が高いからです。
宿泊施設に直接予約をする方法は2つあります。
・電話で予約をする
・公式HPから予約をする
宿泊施設には基本料金(定価の価格)が設定されていますが、
定価から日々の空室状況・需要見込みによって値引きして販売しています。
じゃらんnetや楽天トラベルなどから宿泊施設に予約が入ると、
宿泊施設は手数料をじゃらんnet(リクルート)や楽天トラベル(楽天)に支払わなくてはならないため、
最も販売コストのかからない公式のHPが一番安くなっている可能性が高いです。
その為、他のサイトでは満室になっていても公式HPではまだ販売をしていたり、
他のサイトにはないお部屋の種類を公式HPだけで販売をしていることも多いです。
宿泊のみの予約しか受け付けていない宿泊施設もありますが、
中にはダイナミックパッケージといって交通(飛行機/新幹線)+宿泊がセットになった予約をできる場合もあるので、
公式HPをまず最初に見て料金を確認することが最安値で予約する近道です。
2番目におすすめなのはじゃらんnetと楽天トラベル
宿泊施設は様々なサイトと提携をしているのですが、
圧倒的にじゃらんnet・楽天トラベルは知名度が高いため、
公式HPの次に安いか、タイミングによっては同等の金額で販売している可能性が高いです。
また、じゃらんnetには交通(飛行機/新幹線/特急)+宿泊がセットになった「じゃらんパック」
楽天トラベルには交通(飛行機)+宿泊がセットになった「国内ツアー:ANA楽パック/JALパック」があります。
じゃらんnet・楽天トラベルの料金は公式HPと同様に日々の空室状況と需要見込みによって、
料金や空室数を上げたり下げたりしています。(株とか為替の変動みたいな感じです)
なので今日予約をしても明日は高いかもしれないし、逆に1週間後に見た時に突然安くなったりすることもあります。
じゃらんnetや楽天トラベルで定期的に行われている予約がさらに安くなるクーポンを使ったり、
楽天トラベルの場合は楽天スーパーセール・5と0の付く日に楽天カードで5%OFFなどを利用すると更に安く予約ができます。
»じゃらんnetで料金を確認する
»楽天トラベルで料金を確認する
普段の旅行にも使える【裏ワザ】
まず最初に注意点を話しておきたいのですが、
予約した時点で即時キャンセル料が発生する交通機関の予約、交通費セットのプランには使用できません。
また、その他の注意点としては下記があります。
・現地決済にする ※クレジット決済にすると予約した時点でお金が引かれます
・宿泊施設によっては異なるキャンセル規定を必ず確認する
・あまりに何度もキャンセル&予約を繰り返したりして宿泊施設にブラックリスト入りされない 等
常識の範囲内でご自身で責任を持って行ってくださいね。
✔︎じゃらんnet・楽天トラベルで最安値の宿泊予約を狙う方法
先ほども伝えたように宿泊プランの料金は日々変動します。
なのでいつの時点の予約が最安値かは分からないですよね。
結論、最安値で予約をするための裏ワザ手順は下記です。
①仮予約:思い立った時点で予約をする
②本予約:定期的に同じプランを見て値段が下がったら予約をする
③仮予約をキャンセルする
基本的にじゃらんnet・楽天トラベルの宿泊予約は3日前からキャンセル料がかかるケースが多いです。
逆にいえば3日前までなら何度予約をしてもキャンセル料がかからないということ。
少し手間はかかるかもしれませんが、少しでも安く予約したい!という場合は、
この方法で料金の安い予約を残して宿泊当日を迎えてくださいね。
まとめ:両家顔合わせの交通費はケースバイケースで負担する
記事のポイントをまとめます。
・両家顔合わせの交通費は、顔合わせの場所によって両家が平等になるように決める
・交通費の負担方法は御車代としてポチ袋に入れた現金を渡すか、交通+宿泊の予約&決済をして負担する
・交通+宿泊の予約を公式HP、じゃらんnet、楽天トラベルで行うことで安く予約を取ることができる
こんな感じです。
最後まで読んでださり、ありがとうございました!
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